こんにちは!かぶゆめ速報です。
今回は僕の好きな漫画に関する銘柄の記事にしようと思います。
マンガアプリを運営している企業は幾つかあるのですが、その中のAmaziaが今回の話題。
目次
Amaziaは何をしている会社?
「マンガBANG!・Palfe(パルフェ)・マンガEpic!」を運営している会社です。
★マンガBANG!は既存の漫画をアプリで読むことができます。
★Palfe(パルフェ)は女性向けの漫画をアプリを通して読むことができます。
★マンガEpic!は漫画家を目指す人が漫画を投稿する投稿サービスです。
マンガBANG!は男性のユーザーが多いので、女性の需要を狙ったPalfe(パルフェ)を20年6月に配信しました。
マンガEpic!はマンガBANG!同様に以前から配信されています。
漫画家デビューをした人が有名になれば晴れてマンガBANG!へ移ることができます。
漫画家を目指す人にとっては登竜門のような位置づけですね。
アプリは国内向けとなりますが、今後は英語版に翻訳したものを北米向けに配信をする予定のようです。
電子コミック市場規模はどのくらいの大きさ?
電子コミック市場規模
2017年:2,241億円
2018年:2,387億円
2019年:3,332億円
2020年:3,650億円
2021年:3,935億円
2022年:4,148億円
2023年:4,330億円
漫画アプリの広告収益市場規模
2017年:100億円
2018年:167億円
2019年:250億円
「電子コミック市場規模・漫画アプリ広告収益市場規模」共に増加傾向にあります。
注意点は電子書籍のビジネスモデルの多様化、成熟により徐々に飽和していく恐れがあることです。
2020年時点では紙媒体と電子媒体が同じくらいだと言われていますが、勢いを見ても今後は電子媒体の市場が伸びるのは確実でしょう。
また、4,000億円以上もの市場規模がある中で、Amaziaの売り上げは73億円程度となっています。
市場規模がこれだけ大きいのですから、Amaziaの売り上げが伸びないワケが無いと思っています。
Amaziaの強み
アプリ開発の強みを生かして、開発から自社サービスの運用まで一貫してできるのが強み。
開発だけとか運用だけの会社はあれど、開発から運用までできる会社は数少ない。
その中の一つがAmaziaとなりますね。
一貫して取り組めることによって、細かな調整を利かせたり、ユーザーの変化に対応することができます。
Amaziaの目標
Amaziaは21年9月で売上80億円の予想を出していますが、売上100億円を目指しているようです。(いつまでに、とは言ってなかったです。)
目標の達成に向けては以下の通りとなります。
★マンガBANG!の拡大
★Palfe(パルフェ)の拡充
★オリジナル漫画の制作
★海外漫画アプリサービスの新規展開
マンガBANG!の拡大
取り扱い漫画を増やすなどの試みがあると思います。
Palfe(パルフェ)の拡充
Palfe(パルフェ)では女性顧客をターゲットとしたアプリになります。
それは漫画以外でもニュースやレシピ、動画と言った多様なジャンルも取りそろえる予定。
オリジナル漫画の制作
マンガEpic!関連になると思います。
ここで人気化した漫画を制作しており、現在7作品ほどあります。
目標は7作品を20作品まで増やす予定。
このアプリはマンガBANG!への登竜門的な位置づけです。
そのため収益を大きく上げる事はなかったですが、今後は海外展開をするための主力として活用していくようです。
海外漫画アプリサービスの新規展開
北米向けにマンガアプリの配信を検討。
まずはオリジナル漫画を海外向けに配信。
北米では漫画よりアニメの習慣が根強いですが、マンガアプリにすることで需要の拡大を見込めるのでは!?と言った感じです。
海外は漫画の種類が少ないことからも、需要の拡大は大いに見込めそうです。
Amaziaの株価チャート
日足チャートはずーっと横ばい。
直近の中では安い位置にいます。
Amazia:日足チャート
週足を見ると以下のようにラインを引くことができます。
上下どちらかに抜けることによって、動きが加速する形ですね。
Amazia:週足チャート
月足を見ると移動平均線に近づいてきているので、そろそろ上に上がりそうな気がしています。
Amazia:月足チャート
上抜けたらもう一段大相場が来そうな感じです!
市場規模が大きいだけに上抜け期待は十分に高いと思います。
かぶゆめ速報視点のAmazia
マンガが好きだからか、Amaziaは凄く好印象を持ちました。
何といっても上昇期待のある市場で商売をしているのが良いですね!
市場規模を見る限りだと、20年以降は成長が緩やかになってきているのが気になる点です。
それを補うための策が女性の客層の拡大と海外展開になるのでしょう。
海外展開のニュースが流れると、また一気に株価が爆上げ間違いないと思います。
株式分割をもう一度&東証一部への鞍替えの可能性も高い
Amaziaは20年4月に株式分割をしました。
これにより投資家層の拡大と流動性が向上されました。
表向きは上記のような理由ですが、東証一部へ鞍替えをするための分割ですね。
東証一部昇格に関する重要な条件を抜き出しました。
東証一部昇格の条件 | |
株主数 | 2,200人以上(現在1,509名)(未達成) |
流通株式 | ・2万単位以上
・流通株式時価総額20億円以上 ・流通株式数 上場株券等の35%以上 |
時価総額 | 40億円以上(259億円)(達成) |
流通株式は計算が面倒(調べるのがめんどくさかった)ですし、達成してそうなので割愛。
株主数が未達成、時価総額達成済みです。
東証一部への条件では株主数が足りていないので、最低もう一度株式分割を行うでしょう。
ちなみに株式分割を発表すると好感視されて株価が上がりやすくなります。
それに加えて、東証一部へ鞍替えするとTOPIXが買いにくるので更なる買いが想定されますし、それを見越した個人投資家の買いも入るでしょう。
メモ
一部に昇格をしたら、一部上場銘柄全てを組み込んでいるTOPIXが昇格銘柄を必ず購入する仕組みとなっているので、上昇が予想されます。
その他、投資信託からの買いも入ると思うので期待が高まるでしょう。
社長の年齢も若いので、東証一部への意欲は十分にあり、1年以内に東証一部へ変わる可能性を感じました。
加えて株主優待の新設の可能性もある。
株主数を増やすのであれば、株主優待の新設が手っ取り早いので株主優待の可能性も捨てきれませんね!
マンガアプリを自社サービスとして行っているため新設する可能性は高い。
チャートを見た感じ、そろそろ大きな動きがありそうなので、分割や株主優待の話はいつ出ても不思議ではないでしょう。
こういった話題は決算発表の時に同時に出てくるので、次の決算発表が肝となります。
以上が、かぶゆめ視点でのAmaziaの考察でした~。
Amaziaの記事もこれにて終わります(`・ω・´)ゞ