こんにちは、かぶゆめ速報です
日経平均・マザーズが上昇している中で、ゴールドの価格はそれ程上昇しませんでした。
ゴールドの価格上昇は終わったのか?と不安になると思いますが、まだまだ上昇すると思っています。
その理由が、FRB低金利継続と一定期間の物価上昇2%を目指すと言うものです。
目次
FRB低金利継続・一定期間の物価上昇2%上回ることを目指す
経済シンポジウムでパウエル議長が情報を発信した中で、ポイントがいくつかあります。
○一定期間、平均して物価上昇率2%を上回ることを目指す。
○ゼロ金利政策は2023年~2024年まで続く見通し。
○日本のように物価が上昇しない危機感を抱いている。
パウエル議長の発言により、僕はゴールドの保有を続ける方が良いなと思いました。
何故ゴールドを保有しておいた方が良いのか?パウエル議長の情報のポイントを軸に説明をしていきます。
また、ゴールドを保有していない人はいつ買えば良いのか?何を購入すれば良いのかアドバイスも行います。
一定期間、平均して物価上昇率2%を上回ることを目指す
一番大きな目玉はこの内容なんじゃないかなぁと思います。
元々米国は物価上昇率2%を目標にしていました。
今回の話の内容では、「一定期間」「平均して」「上回ること」が新しい情報なのではないでしょうか。
2%の物価上昇率を目指すではなく、一定期間達成し続けることとなる。
以前と比較しても後者の方が強いことが分かります。
物価上昇率が2%を目指すと言うことは、モノである株やゴールドの価格が上昇しやすくなることを意味します。
以下のグラフは米国の物価上昇率になります。
赤の枠で囲ったところが2%~4%のラインになります。
2008年の世界金融危機後は急激にインフレ率が上昇して2%を大きく超えました。
この2%を超えた状態を維持するのですから、強い政策が期待されます。
物価上昇率が上がると、ゴールドの価格も上昇します。
ゴールド:四半期足
※QEは後ほど説明します。
2008年の世界金融危機の後にゴールドの価格が急上昇しています。
この上昇は2012年末頃まで続き、そこからは陰線が3回続いています。
ちょうど物価上昇率のグラフを見ても2013年頃から低下傾向にあるので、物価上昇率とゴールドの価格が連動しているのが分かるでしょう。
ゼロ金利政策は2023年~2024年まで続く見通し
米国は物価上昇率を上げるためにゼロ金利政策を実施しています。
これは2023年~2024年まで続く見通しなので今はまだ強気で見て良さそうです。
この情報は以前から話がされていたことなので特に驚きはないです。
再度、ゼロ金利政策が継続することの確認取れた程度ですね。
少し古い情報になりますが、米国以外の政策金利の状況が以下になります。
コロナの影響により、各国ともに政策金利を下げているのが分かります。
世界規模で見ても金利が低下傾向にあるため、ゴールドの需要が高まりそうです。
日本のように物価が上昇しない危機感を抱いている
パウエル議長は日本のように物価が上昇せず、賃金の上昇に歯止めがかかってしまうことを恐れています。
賃金が低下すると、モノが売れず経済が停滞してしまいます。
負のサイクルに陥ると脱出することが困難ですからね。
それよりも物価上昇率を上げて、賃金を上げることで消費を活性化させたいと思っています。
日本はずっと物価が下落した状況なので、なかなか賃金が上がりません。
この様になることをパウエル議長は恐れているため、強靭な対策を取っていると言ったところでしょう。
ゴールドは継続して買い相場となる
この一連の流れにより、ゴールドの価格は上昇し続けるだろうと確信をしました。
強力な金融緩和をし続けているのですから、ゴールドの価格が上がらないワケが無いです。
2008年の世界金融危機の時も同様に金融緩和を行っていました。
その時のゴールドのチャートが以下になります。
ゴールド:四半期足チャート
QEというのは金融緩和のことです。
QE3の時はゴールドの価格が下がりましたが、それまではずーっと上昇しています。
金融緩和の初期にゴールドを購入しておけば価格上昇の恩恵を受けることができます。
しかしQE3の時のように、金融緩和が終わりを迎える頃には価格が織り込んでて下落すると言った流れになっています。
今のところ、金融緩和も始まったばかりなので、ゴールドを買うとするなら2021年まではチャンスがあると思っています。
もし金融緩和をしても物価上昇率が上がらなかったら?
もし金融緩和をしても物価上昇率が上がらなかったらどうなるのか?
その時はゴールドの価格は上昇しません。
ただ・・・世界が物価の価格を上昇させようと躍起になっているので、物価上昇率が上がらなかったら更なる施策を打ち出すだけです。
結局のところ、この金融緩和政策が成功する以外に道は無いのです。
何故なら成功するまでやり続けるんですからね。
ゴールドのチャートを分析
ゴールドの日足チャートに上値抵抗線と下値支持線を引いてみました。
ゴールド:日足チャート
三角持ち合いの形になっているような感じです。
上の抵抗線は何処に引けば良いか分からなかったので、とりあえず高値に引いてみました。
画像を見ると③下値支持線に沿って株価が上昇していますね。
小さな波を打ち、安値も徐々に上昇しているのがわかります。
そして②上値抵抗線を抜き、③上値抵抗線を抜くか・・・と言ったところで2回ほど押し返されることが多いです。
3回目の抵抗線ブレイクアウト試しで、上値をぶち抜いて上昇トレンドになると思っています。
あくまでも予想なので、今の段階で分かる事は少ないです。
今までの傾向から読み取ったのが先に書いたことくらいですね。。。
ポイント
○もしゴールドを購入するのであれば、③下値支持線にローソク足が近づいた時に買うのがベストです。
ゴールドを購入するのに下値支持線を待つ必要もない
ゴールド:日足チャート
ゴールドを購入するのであれば、③下値支持線に近づいたら購入すれば良いと言いました。
しかし僕が実際に購入するとなると今すぐにでも購入します。
○その理由はゴールドを持たざるリスクを警戒しているからです。
株もそうですし、ゴールドの価格も予想できるものではありません。
仮に③下値支持線まで下がらずに価格が上昇してしまった時のことを考えると絶対に後悔をします。
そのため僕だったら、ある程度下がっている段階で思い切って購入しますね。
ゴールドの価格が上がると信じているからこそできることです。
株とは違うので、思いきることができます。
ゴールドを購入するなら「1540:純金信託」がオススメ
ゴールドを購入しようとしてワザワザ外国口座を開く人がいますが、ETFでも十分だと思います。
その銘柄が「1540:純金信託」です。
そこそこの出来高がありますし、信託報酬(コスト)も0.4%と純金ETFの中でも(確か)2番目に安かったと思います。
※1番コストの安いETFは出来高が少なかったので選んでいません。
更に更に、SBI証券(公式)で口座を保有している人は貸株金利も見てほしいです。
ポイント
○1540:純金信託の貸株金利は0.3%(年率)になります。
つまり、純金信託を購入して貸株に出しておけば、0.3%分の金利が貰えます。
これを信託報酬と相殺すると、かかるコストを0.1%に抑えることができるのだ!!
どうです?凄く良いのではないでしょうか。
無駄に為替リスクを負うこともないし、コストも抑えることができるのでメリットが大いにあります。
※貸株金利は不意に変わるので、ずーっと0.3%の金利が貰えるわけではありません。
貸株金利はSBI証券(公式)で口座を開設すると見ることができます。
まだ口座の開設が住んでいない人は口座の開設からスタートしましょう!